不動明王坐像の全体画像
     不動明王正面画像     同 斜め上画像   同 拡大画像
像本体は楠の寄木造りで、胴部分は割れ抑制のために内繰りを施しています。
光背は雑木で種類は不明ですが厚さ2寸の板2枚を縦方向にダボ継ぎしています。
台座は所定寸の箱を制作して粗彫りした岩片を接着した後に仕上げています。
台座の下の框部分は光背の残り材で額縁組して接着しています。
以上、これらはオイルステイン、ウレタン塗料、アクリル塗料、アクリル絵の具を組み合わせて仕上げています。
尚、羂索は品種不明の紐をアクリル絵の具で5色(黒、緑、黄、赤、白)に染色して組紐に編み上げています。